MRIは磁場を利用した診断装置で、体の任意の断面画像を撮影することが可能です。現代医療においては、欠かすことの出来ない高度医療機器のひとつになっています。今回の実習では臨床の場を想定してMRIの撮影を学生自ら行いました。学生は装置の準備や撮影条件の設定、撮影部位の位置合わせなどに関して担当教員より指導を受けながら撮影を進めていきます。また、患者さんへの検査の説明や検査機器への誘導などの接遇も実習課題となっています。

今回の実習時間は90分です。
撮影実習は少人数(5名)のグループに分かれて行われます。
実習を始める前に先生より実習内容に関して説明を受けているところです。
今日の撮影部位は膝(ひざ)に決まりました。

患者さん役(学生)を撮影室に呼び入れる前に
装置のセッティングを行っています。
女子3名で準備は完了しました。

患者さん役(学生)を呼び入れて、撮影台に誘導します。
患者さんへ検査の内容について詳しく説明し協力を求めます。
※患者さん役は学生が行っていますが、磁場を使った検査なので、
身体に影響はありません。

先生が膝のセッティングを指導しています。
膝の位置を正しく調整するだけでなく動きを防ぐための細かな
配慮も必要です。

先生の説明を聞いて、学生自らセッティングを行います。
学生同士で膝の位置を確認しています。

セッティングが終わったら。患者さんを装置の中心に移動させます。
患者さんが不安な気持ちにならないように移動する前に声を掛けます。

撮影が始まる前に、再度患者さんに検査の流れなどを説明します。
検査中も常に患者さんの状態に気を配り、声を掛けるようにしましょう。

撮影条件を先生と検討しています。
レポートを書くために撮影条件はメモしておきます。

撮影位置を先生と検討しています。
繊細な調整が必要です。ここでは解剖の知識が必要になります。

こちらが撮影部位を決める画面です。
MRI装置は任意の断面を撮影することが出来ます。

画像を先生と見て正しく撮影されているか確認しています。
また、膝の疾患が画像にどのようにあらわれるかなどの説明を受けています。

撮影が終わりました。患者さん役の学生さんお疲れ様でした。
後は、今日学んだことをレポートにまとめて提出しましょう。
診療放射線技師は医療機器を扱うため機器に関しての知識を学ぶことは大事なことですが、人と人とのつながり(接遇)も非常に大事なことであることも教えています。患者さんに対してこれから行う検査の内容をしっかりと説明することは、診療放射線技師の大切な仕事になります。